2016年12月25日

映画【ルーム】を見た

『ルーム』(room)は、2015年にカナダとアイルランドで製作されたドラマ映画である。
フリッツル事件を基に書かれたエマ・ドナヒューの小説『部屋』を原作としている。監督はレニー・エイブラハムソン、主演はブリー・ラーソンが務めた。

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母親を演じたブリー・ラーソンのアカデミー主演女優賞を初ノミネートで受賞するという快挙をはじめ、トロント国際映画祭での最高賞(観客賞)など計74の映画賞を獲得した。世界最大の映画批評サイトRotten Tomatoesで今も支持率94%を誇る注目作。

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ニックと呼ばれる男の自宅(納屋)に、7年もの間監禁された女性ジョイと、ニックとの間に出来た息子ジャック(5歳)が納屋から脱出し、自らの生活を取り戻すまでの葛藤を描いた作品。


素晴らしい映画でした。

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監禁された部屋からの脱出を描いた作品なら、多数存在するのですがこの映画は

母子の愛情

犯罪被害者へ向けられる視線

環境の変化に対応する難しさ

など様々な視点から描かれていて、とても見応えがあります。


普通なら監禁された納屋からの脱出がゴールだったりしますよね。


犯人から追われ、危険を回避しながら逃げ出すスリルだったり、緊張と安堵の狭間を行ったり来たりする感じの…


この映画は脱出の方法から、すでに感動します。

ジャックの世界はあの狭い納屋が全てでした…

そして母親のジョイそのものが世界でした…

毎朝起きると椅子やテーブルに挨拶して、狭い部屋での運動…

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テレビに映る物は全て偽物だと信じていました。

純粋に母親ジョイの教えを受け入れて、すくすく育っていきます。

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ある日、ニックと口論となり食料と電気の供給を止められてしまいます。

寒さに凍える2人…

ジョイは本当の事をジャックに話そうと決意します。

そして危険を冒してでも外の世界へ出る約束を2人で交わすのです。

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普通はココでゴール。

しかしけっこう序盤で脱出するのです…


ここからがこの映画の見所です。

環境の変化になんとか順応しようとする、息子ジャックと、順応するのが困難な母親ジョイ…

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ジョイの両親は、ジョイが監禁の被害にあった後に離婚しており、脱出をキッカケに久しぶりに家族で再会するのですが、ジョイの父親はジャックの存在を受け入れる事が出来ません…


もう見ていて歯痒いのなんのって…


ジャックの父親は、ジョイを監禁した張本人で憎むべき犯人…

ジャック本人の事を見ずに、ジャックに流れる血を憎むのです。


ジョイは1人で監禁の被害にあいました…
その辛さなど、私達には想像すら出来ません…

息子のジャックが生まれた時、もう1人じゃない、それがどれだけ心強かった事でしょう…


ジョイは自分を監禁していたニックにも、ジャックに指一本も触れさせませんでした…


このシーンからもジョイのジャックを思う気持ちの強さが表れています。


ジョイにとってジャックは天使なのです。

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親子の愛と子供の素晴らしい成長に心打たれます…






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posted by メシア at 19:21| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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