2017年08月20日

私の向かうフロアに『右へならえ』はいらない。

イベントの告知に気が付き、急いでチケットの申し込みを済ませる。


当落の発表を待っていると、『当選』の文字。


『よし!』って、心の中でガッツポーズを決めながら、浮かれた気持ちで仕事に励む。


イベント当日まではまだまだ時間があって、目当ての2バンドの他にも5バンド程出るみたいだし、帰ったら予習がてらYouTubeでも見てみよう…


気に入ったら音源も買って、思いっきり楽しもう。なんて、自分の中だけで自分と会話する。


社会人にもなると、色々と責任に縛られたり、周りの人と上手くやっていかなくちゃなんない…


毎朝決まった時間には起きて、会社っていう小さな社会で拘束され、その対価としてお金を貰い生活をしている。


やりたい事を好きなだけ出来る人なんて世の中にそうはいない…


会社にも色んな人が働いていて、良い人がいて、とんでもなく嫌な人だっていたりする。


逃げ出したって同じ事、どこで働いたって自分の居場所は自分自身で作んなきゃなんない…


でも、俺はまだいい…


ライブに行けるんだ…


そこまで我慢すれば、また全部リセットして頑張れる…


こんな暮らしをしていました。


私は大阪から21歳の時に名古屋へ出てきた…


同時に友達や仕事、全部リセット。


ゼロからの生活をしていました。


孤独に1人で生きて行くって大変(笑)


でも、ライブがあった。


ライブ会場に行くと、好きなバンドと私の好きなバンドを好きな人達で溢れてた。


ぼっち参戦かぁ…なんて考えた事もない。


どこへ行くのもぼっちだったから(笑)


当日には、はしゃいでる自分に『ガキみてぇだな』なんて思いながらも嬉しくて早めに会場に着いちゃうパターンが多かったりして。


子供の頃から染み付いた右へならえの精神…


みんなと同じ様に、あんまりはみ出さない様に生きてきた私達でしょ?


人と違う事がいけない事の様に教え込まれた学生時代…


そんな事ないって思ってはみ出してみたって、回り回ってまたも右へならえしてる…


IMG_1330.JPG


ライブハウスは熱気に包まれて、お客さんのボルテージも上がってくる。


目当てのバンドが登場と同時に大きな歓声が上がる。


私も何かを吐き出す様に、ステージに届くよう目一杯デカイ声でメンバーを迎える。


嫌な事はもちろん、良い事すらも忘れてステージに集中してる。


最後の一曲まで集中して聴ければそれで満足…


飛びたかったら飛ぶし、跳ねたかったら跳ねる、後ろからゆっくり見たかったら見るし…


全部、私の自由だ…


ノリが悪いとか、歌えとか、うるせぇよ…
そんな事は俺が自分で決めるんだ。


タオル振れだ?


ツーステ?スカダン?


知るかよそんな事…


モッシュだ?


やりたい奴だけやっとけ…


私はライブ中、あの空間だけは絶対に右へならえはしない。


どんな事があっても絶対しない。


周りがモッシュしようが、ツーステしようが、スカダンしようが関係ない。


したかったらやるよ。


モッシュも、ダンスも楽しくてやりたかったらやる。


自分の意思でね。


でも、極力ステージから発する熱と音楽だけに集中したい…


明日から始まる現実に、あと1曲あと1曲と逃げながらも、ストレスを発散している。


バンドによっては強制感すらあって、何か周りの人もやってるし、やっとこうかな…


求められてるもんなぁ…


なんて思ったら最後、もうその会場は私にとってストレスしか無い。


周りに合わせなきゃなんないなら、ライブハウスなんか来てねぇよ…


ずーっと右へならえで生きてんだもん、このフロアでだけは自由にやらせてくんないか?


マナーは絶対守るからさ…


お揃いの短パンもTシャツもタオルも必要ねぇよ。


あの時、あの会場で仕事帰りのスーツを着てたお兄さん。


ずっと後ろで見てたのに、最後は上着脱いで飛んでたわ…


ギリギリで会場に入って、最後には汗で張り付いた白いシャツにスーツのズボンで飛んでたあの人。


あの人の笑顔は本当に最高だった。


私の向かうフロアはいつまでも、そんな場所であって欲しい。


明日からはまた右へならえで頑張るからさ…






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posted by メシア at 23:37| Comment(0) | 音楽関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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